「自分自身の歯を失ってしまったが、代わりとなる歯を手に入れてこれまでと同じように生活したい」と願う患者様は多いです。しかしその一方で、かかりつけの歯科医院から「インプラント治療ができない」と断られてしまい悩んでいらっしゃる患者様も少なくありません。
主な理由としては、かかりつけの歯科医院がインプラント治療を行っていない場合、骨が薄くてその医院では治療が不可能な場合にインプラント治療を断られてしまうケースはあります。歯には自然治癒能力がないので何もしないと症状がどんどん悪化していってしまい、インプラント治療の実現はさらに難しくなります。
ただ、骨が薄い難症例に対して治療の方法が全くないという訳ではありません。例えば当院ではサイナスリフト法やソケットリフト法という骨の再生を促す治療法を採用しています。どの方法がその患者様に適しているのか、そもそもインプラント治療を行わなければならない状態なのか、インプラント治療が得意な歯科医師がきちんと見極めていく必要があります。
もし「一度断られてしまったけれど、インプラント治療を諦めきれない」というお気持ちがあるようでしたら、セカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか。
セカンドオピニオンに対する当院の考え方
セカンドオピニオンとは、かかりつけ医以外の医師の診察を受け、意見をもらうことです。いつもお世話になっている歯科医院とは違うところに相談に行くのは気が引けるという方もいらっしゃるかもしれませんが、最近ではセカンドオピニオンを重要視する歯科医院が増えています。中にはセカンドオピニオン外来を設けているところや、歯科医師の方からセカンドオピニオンを薦めるところもあります。
この理由は、同じ歯科医師であっても治療方針や考え方は違い、保有している知識や技術にも差があるためです。たとえかかりつけの歯科医院で断られてしまっても、インプラント治療という専門分野に長けている歯科医師が在籍している歯科医院では治療法が見つかることもあり得ます。
複数の歯科医院を受診し、患者様が「治療内容や説明に納得できた。ここなら安心して任せられる」と感じたところで治療を受けるのが、最も後悔の無い選択だと当院は考えています。インプラント治療を断られてしまった、これまでいくつかの歯科医院で診てもらったが不安や疑問が残っているという方は、是非すが歯科クリニックにご相談にいらしてください。
